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1.アトピーと学校生活の関係

1-1. アトピーに影響を与える体育授業

アトピー性皮膚炎のお子さんにとって、学校生生活は不安がいっぱいです。例えば、体育の授業は汗や摩擦が肌に悪影響を与えることがあります。特に、激しい運動や長時間の運動は、肌を乾燥させ、かゆみを引き起こす原因になります。水泳は比較的肌に優しいと言われていますが、塩素が含まれるプールの水が肌を刺激することもあるため、控えた方がいいです。

1-2. 体育授業での肌のケア方法

体育授業の前後には、しっかりとした肌のケアが欠かせません。授業前には、保湿クリームをしっかりと塗り、肌を保護しましょう。但し自然由来の成分の保湿剤に限ります。また、授業中には汗をこまめに拭き取り、肌を清潔に保つことが重要です。授業後はシャワーを浴びことが重要ですが、塩素除去装置やヘッドがついているものがいいです。そして、すぐに保湿することで、肌の乾燥を防ぎます。

2.アトピーが改善されない場合の対策

2-1. 学校でのサポート体制の確認

アトピー性皮膚炎は個々に症状が異なるため、学校でのサポート体制を確認しておくことが重要です。例えば、休憩を必要とする場合や、特定の運動が難しい場合には、無理をしないようにしてください。また、保健室の利用や水分補給のタイミングも考慮されるべきです。

2-2. 先生や保護者との連携方法

アトピーが改善されない場合、先生や保護者との連携が欠かせません。先生に対しては、日常的な症状や注意が必要な点を伝え、適切な対応を求めることが大切です。また、保護者としても、子どもの状態をしっかりと把握することが望まれます。

3.体育授業を快適に過ごすための工夫

3-1. 着替えや道具の選び方

アトピー性皮膚炎の方には、自然由来の肌に優しい綿素材の衣服を選ぶことが大切です。例えば、吸汗性が高いものや、通気性の良いウェアが適しています。また、締め付けの少ないゆったりとした服装もおすすめです。靴や靴下も、通気性を考慮したものを選びましょう。

3-2. 体育後のケアとリフレッシュ方法

体育授業後には、シャワーを浴びて汗を流し、清潔な状態を保つことが重要です。シャワー後は、保湿クリーム(自然由来のもの限定)をしっかりと塗って肌の乾燥を防ぎましょう。また、リフレッシュ方法として、軽い運動を取り入れることで、体のリラクゼーションを図ることができます。
山﨑 基成

WRITER この記事を書いた人

山﨑 基成 やまざき もとしげ

性別・年齢・症状に適した超ソフトな体液循環促進整体を確立。「美」をテーマに美メイク整体・小顔矯正などの施術を行いながら、整体院を5店舗経営。近年はアトピーで悩まれている方々を救うため、「アトピー改善セラピー」の技術を伝える講座を開催している。