1. アトピーの遺伝
アトピーは遺伝的な要因が関与していと言われていますが、遺伝よりも戦後の日常生活における【衣食住】の激変が大きく影響していると考えています。その中でも食における、小麦や白砂糖、オメガ6系の油、乳製品や冷蔵庫の出現により発酵食品を食べる機会が激変しその代わりに食品保存をさせる添加物が急増したことが今のアトピー性皮膚炎の増加になっていると考えています。なので、同じモノを食べる家族にアトピーの発症が増えるのです。
2. アトピーの発症時期
アトピーは多くの場合、幼児期に初めて症状が現れることが多いです。乳幼児期から幼少期にかけての解毒分解排泄と環境との相互作用が影響しています。しかし、大人になってから初めてアトピーが発症するケースもあります。それは花粉症などのアレルギー症状と同様、コップの水が零れ落ちた時になりストレスや環境の変化が一因となることが多いです。
3. アトピーの発症部位
アトピーは皮膚のあらゆる部位に発症する可能性があります。顔や首の周囲だけでなく、肘や膝など関節などの発症が目立ちます。これは皮膚の薄い部分や筋肉の腱部分で血流が悪いと言われていたり日常的に刺激を受けやすい部分であるためです。また、手や足、背中などの他の部位でもアトピーの症状が見られることがあります。