LOADING

ブログ BLOG

1. アトピーと腸内環境の関係

1-1 腸内環境が体に影響させること

腸内環境は、私たちの健康にとって非常に重要です。腸内には数多くの細菌が存在し、これらは腸内フローラと呼ばれています。腸内フローラは、消化吸収、免疫機能の調節、ビタミンの合成など、体のさまざまな機能に関与しています。腸内フローラのバランスが崩れると、消化不良や免疫力の低下など、体全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

1-2 腸内フローラのアンバランスがアトピーに影響

腸内フローラがアンバランスになると、腸のバリア機能が低下し、有害物質が体内に入りやすくなります。これが免疫システムを刺激し、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる可能性があります。逆に、腸内フローラを整えることで、免疫機能が正常化し、アトピーの症状が改善されることが期待されています。この期待には自律神経が支配しているため体の歪みが大きく左右することを忘れないでください。

2. アトピー改善のための腸活

2-1 腸内環境をいい状態にする食事

腸活の基本は、バランスの取れた食事です。特に、食物繊維を多く含む食品や、発酵食品を多く摂ることが重要です。食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えます。具体的には、野菜、果物、全粒穀物、豆類などが効果的です。

2-2 サプリメントや発酵食品の活用

プロバイオティクスやプレバイオティクスを含むサプリメントも、腸内環境を整える助けとなります。プロバイオティクスは腸内の善玉菌を増やし、プレバイオティクスはそのエサとなる成分を提供します。味噌などの発酵食品も積極的に取り入れましょう。ただし、ヨーグルトやキムチはアトピーの方は控えてください。

3. 腸活を続けるための生活習慣

3-1 腸内環境とストレス

ストレスは自律神経のバランスを崩し腸内環境に悪影響を与えます。ストレスが溜まると、腸内フローラのバランスが崩れ、腸のバリア機能が低下します。リラックスする時間を持つことや、適度な運動を取り入れることで、ストレスを管理し、腸内環境を保つことが重要です。交感神経と副交感神経のバランスを整えましょう。

3-2 継続するためのコツと注意点

腸活はすぐに結果が出るモノではありません。継続的な取り組みが必要です。毎日の食事に気を付けること、サプリメントを適切に利用すること、ストレス管理を心がけることが大切です。また、無理なく続けられる範囲で行うことが長続きのコツです。腸内環境を整えることで、アトピーの症状が改善されるには数か月、数年単位になるので疲弊しないようにコツコツと取り組んでいきましょう。
山﨑 基成

WRITER この記事を書いた人

山﨑 基成 やまざき もとしげ

性別・年齢・症状に適した超ソフトな体液循環促進整体を確立。「美」をテーマに美メイク整体・小顔矯正などの施術を行いながら、整体院を5店舗経営。近年はアトピーで悩まれている方々を救うため、「アトピー改善セラピー」の技術を伝える講座を開催している。